スポーツ医学健康法

女性の肩こり

 女性と肩こりは切っても切れない関係にあり、肩こりでお困りの方は多いと思います。多少の肩こりは慣れっこになってしまい、よほどのことがない限り、肩こりだけでわざわざ病院に行かれる方は少ないでしょう。しかし、内科を訪れる方の中には、肩こりが原因で訪れる方が驚くほど多いのです。

 肩こりと関係の深い僧帽筋は、首すじや胸、背中にまで広がっています。こりが肩から首筋に広がると、首筋が重くなるだけではなく、頭の筋肉がこってきます。そうすると頭がぼーとしたり、目頭が重くなって日中でも眠くなったりします。また、ふわふわとした目まいが起こったり、道を歩いていると、ふーとしたりすることもあります。

 時には、こめかみの激しい頭痛や、目の奥が痛くなることがあります。このような痛みは、普通の鎮痛剤では治りにくく、数日続くことがあります。こうなると、脳出血や脳血栓を起こしはしないかと不安感が強くなります。

 一方、胸や背中の筋肉がこってくると、息苦しさや胸の圧迫感を生じ、心臓が悪いのではないかと、思ったりします。また、微熱を感じたり、体全体がだるくなります。

 このように肩こりが強くなると、体全体のこりを連鎖反応のように引き起こして様々な症状が起こります。これらの症状は、筋肉のこりをほぐす治療をほどこすと軽快してきます。