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スポーツ医学健康法
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子供とスポーツ 米・大リーグでのイチロー選手の活躍、伊・セリエAでの中田選手の活躍などスポーツ界での日本人選手の世界を舞台にしたプレーには目を見張るものがあります。 最近、日本の少年スポーツにおいて選手の低年齢化が進んでいます。スポーツ技術の習得が最も伸びる時期をゴールデンエイジ(8〜13歳の時期)と言いますが、この時期には神経系の発達がピークを迎えます。神経系の発達はこのように非常に早い年代でピークを迎え、中学校・高校と成人レベルに進むに従って発達を望むのは難しくなります。 8〜13歳のゴールデンエイジにスポーツにおける神経回路を一つでも多く設けるため、様々な動作様式を経験することにより、トップレベルの選手が育成されます。「鉄は熱いうちに打て」です。 この様な日本の少年スポーツの低年齢化が一流選手を輩出させているという良い結果を生んでいます。しかし、その反面、スポーツでひじ、ひざ、腰などにスポーツ傷害が発生したり、コーチや先輩との人間関係に疲れてしまったり、かえってスポーツ嫌いやスポーツ不信に陥ったりする子供たちも多く見られます。子供のスポーツでは勝つための練習、すなわち、勝利至上主義に陥った過度の練習では子供の体だけでなく、心まで傷つけてしまうものです。 ゴールデンエイジは、成長期に伴うスポーツ障害の発生の多い時期であり、精神的にも自我の発達過程の大切な時期です。この時期の過ごし方が将来のスポーツでの活躍の明と暗を分ける大切な時だと言えます。 スポーツとは何でしょうか。SPORTSの本来の意味は「気ばらし」「遊び」です。子供にとって最も大事なことは、そのスポーツが本当に好きだからやっていることだと思います。保護者の過度の期待、肩入れはむしろ子供たちにとっては負担になります。子供のスポーツにかかわる大人は「子供が自分たちの世界を持てるかどうか」「子供の存在感を大切にし見守っていくことができるかどうか」が大事なことではないでしょうか。 保護者の方が子供の声に耳を傾けることが子供のけがの早期発見につながり、子供に生きるスポーツをさせてあげられることになると思います。一度、ご家庭で子供のスポーツに対して、じっくり見直してください。 |
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