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課外スポーツ活動
昨今、学校の教育現場で、師が生きがいを持って弟子を啓発する場が失われている事例をよく耳にする。師は管理され、余裕が無く、弟子は勉強さえすれば事足りると誤解している。
一方、人間としての基本的な資質を磨く場である家庭のきずな、そして若者を育てる近所付き合いも希薄になった。子供たちは、長幼の序、すなわち年長者に孝養を尽くすことを、また、家の手伝いをすることを知らないのである。
さて、課外スポーツ活動は、もう一つの良い教育の場である。個々の若者の玉を磨くだけでなく、相手への思いやり、全体への目配りの重要性を説く指導者の役割は大きい。『志を立て、耐えて励まん』。サッカー愛好家なら知っておられる方も多いと思われるが、これは、長崎県の国見高校サッカー部を、数度にわたり全国大会優勝に導いた名監督、小嶺忠敏氏の座右の銘ともいえる言葉である。結果が出なくても、周りから何を言われても、耐えて、「これだ」という自分の信念を貫く。こんな思いを胸に、彼は毎日グラウンドに立っているそうだ。
いずれの場においても、幼いうちに、きちっとした善悪の観念、我慢する心、思いやりの心を植え付ける必要がある。同時に、各自の長所を伸ばし、夢を与える一貫した教育も望まれる。
私は、相撲、水泳、柔道を経て、サッカーを知り45年になる。この間、素晴らしき師、先輩、友人、後輩との出会いにより、大いに啓発された。若者たちが素晴らしい出会いを経験せんことを切に願う。
善悪・我慢・思いやりの心を
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