スポーツ医学健康法

健康食品・サプリメント 
−健康は生活習慣と運動から−


 最近の健康ブームで健康食品、サプリメント(栄養補助剤)が大きく売り上げを伸ばしていますが、本当にそのようなもので健康を得る(または買う)ことができるのでしょうか。
 医療では、EBM(evidense,based,medicine)が強調されています。
すなわち、根拠に基づいた治療による明らかな効果が最も重要なこととされています。健康食品、サプリメントは確実な統計のもとに、効果を科学的に明示したものは、ほとんどみられません。そもそも、健康とは病気に掛かっていない正常な身体、精神の状態ですが、不確実なものです。
 病気の状態から健康を取りもどすためには、医療が必要な場合もありますが、ほとんどは、人間に本来備わっている自然治癒力で治ります。医療は少しその手助けをしているのです。人間の欲望は限りないものです。より一層健康になりたい、いつまでも若くありたいと望むあまり、健康食品やサプリメントに頼りたくなるのでしょうが、健康を守るための基本は規則正しい生活・食習慣・運動、この3本柱です。決して健康食品、サプリメントで健康を維持できる事はないでしょう。最近の飽食の時代に栄養不足で食事以外にサプリメントに頼らざるを得ないようなことは、特殊な病気の人以外まずありえません。むしろ肥満の人が目立つように思います。自分の健康は自分で守り、日常の生活で自然と得るように心掛けたいものです。