スポーツ医学健康法

肥満小児の増加 

  −規則正しい食生活習慣を−

 現代社会は、食事の欧米化により脂肪分や糖分の多い飲食物が多くなりさらに、いつでもいくらでも食べ、られるという飽食の時代にもなってきています。また、テレビゲーム、パソコンの普及により、外で遊んだり、運動したりする機会も少なくなり、子ども社会にもストレスが多くなってきていると思われます。これらの要因により、肥満小児が増加し、その結果、生活習慣病の予備軍の増加にもつながっていると考えられます。実際成人に多いタイプの糖尿病がより若年で発症しやすくなる傾向にあります。肥満小児は、5歳以上から18歳未満の場合、肥満度(【実測体重−標準体重/標準体重】×100)が20%以上で、(男児小児期全般25%、女児11歳未満30%、11歳以上35%)が増加した状態で判定されます。
 肥満対策は、軽症の場合は、食事制限より食事内容に気を付けます。具体的には筋肉を作るたんぱく質を十分とる必要があります。糖質食品はとり過ぎないようにしましょう。重症の場合も無理な食事制限はしないように注意してください。
 また、無理なく続けられる運動や、外で遊ぶ楽しみをみつけさせましょう。つまり、小児期より規則正しい食生活を身につけさせることが重要なのです。