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足関節の捻挫
先日、当地姫路において、全国から約20チームのサッカーチームが集まり、交流試合が行われました。
私共は『スポーツを愛する会』の活動の一環としてメディカルケアステーションを設け、医療救護活動を行いました。選手がステーションを利用した原因の大半は足関節の捻挫でした。また、彼らのほとんどがこれまでにも何度も捻挫を繰り返しているということでした。(習慣性捻挫) 足首の外側の痛みの場合、ただの捻挫ということで軽く考えられる方が多いと思います。しかし、足首の捻挫は初期の治療を誤るとその後の足関節不安定性・繰り返す捻挫・関節の変形へと続き障害を残すことがあります。捻挫という言葉はごく当たり前に使われていますが、1度(軽度)・2度(中等度)・3度(重度)の三段階に分かれます。1度とは、靱帯が少し伸びた状態で軽度の痛みと腫れを認めます。2度とは、靱帯の部分的断裂で腫れや関節のゆるみを伴います。3度とは、靱帯の完全断裂で痛みも強く、すぐに腫れ、関節のゆるみも大きくなります。初期の治療は捻挫の程度(1〜3度)と年齢・今後のスポーツへのかかわり方を考慮し、適切に行われるべきです。1度はRICE療法(安静Rest・冷却Icing・圧迫Compression・挙上Elevation)、2度であればギプス固定、3度であれば場合により手術が必要です。
まず、スポーツドクターはその腫れ方・腫れの部位・足関節のゆるみを判断し、また、足を内側へねじるレントゲン撮影などを行い、捻挫の程度を見分け、適切な治療選択のアドバイスを行います。
また、リハビリテーションでは腫れや痛みの軽減などを目的としたクライオセラピー(冷却療法)や足関節の可動域の改善・促通、筋力強化を目的としたタオルギャザー(足指でタオルをたぐり寄せる運動)やチューブトレーニング(ゴムチューブによる筋トレ)などを行います。さらに協調性の回復を目的としたバランストレーニングや複合的な動作の含まれるサーキットトレーニングなどを行いスポーツ復帰を目指します。
数多くのスポーツ選手が捻挫を繰り返したり、治っているはずなのに痛みや違和感がとれないためにプレー復帰を断念せざるを得ない現状を改めて認識しました。
正しい初期治療やスポーツ復帰のためのリハビリテーションを行うためには、ぜひスポーツドクターの診察を受けて下さい。
ぜひスポーツ医の診断を
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