スポーツ医学健康法

水中ウォーキング

 ウォーキングが健康維持に良いと聞いて早速始めたところが、しばらくして膝などが痛くなり、止めざるを得なくなった人は少なくないと思います。もうダイエットに王道なしとあきらめかけているあなた、良い方法があります。しかも太った人ほど効果が大きい方法が。それが水中ウォーキングです。

 ウォーキングなどの水中運動は運動嫌いの人や初心者でも楽に感じるのがメリットの一つです。この理由は水中では水圧が体にかかるため、皮膚の毛細血管が圧迫され、血液が大静脈に集まりやすくなります。その結果、血液を戻そうとする心臓の動きが助けられ、心拍数が陸上よりも下がります。こうして激しい水中運動でも意外と楽に感じます。

 また水中では浮力が働きます。浮力は体重を軽くするように働く結果、水中では体重が85sの人と57sの人は同じ水中体重になります。つまり陸上ではよけいな脂肪が水中では浮き袋の働きをして、体重を軽くしているのです。陸上に比べ水中ではかかとにかかる重さは4分の1以下になり、腰や膝の負担を軽くします。

 水中では運動中でも常に体温が奪われています。熱を奪われた体の中では体温を一定に戻そうとして脂肪が燃やされます。つまり水の中に入るだけで目に見えないシェイプアップが始まっているのです。太った人では体が大きい分、水の抵抗が大きくなり細い人よりも消費エネルギーが多くなります。