スポーツ医学健康法

ウォーキングと靴

 日本においてウォーキング人口は3000万人を超えていると言われています。中高年齢人口の増加が主な原因でしょうが、生活習慣病予防のため、医師が積極的に運動をすすめるようになった事も一つの要因でしょう。

 さて、皆さんはウォーキングに際して自分の足に適合した靴を使用していますか?足が痛いと整形外科を訪れる患者さんには靴の不適合が原因である場合が非常に多く、われわれ医師は、足と同時に靴も診察する必要があります。

 靴選びのポイントは
1 つま先は足指で物をつかむ動きができる高さや長さ(5〜10ミリ)の余裕が必要で、足をつま先方向へいっぱいに押し込んだ時、踵(かかと)に指1本分のすきまがあく程度の余裕があった方がよい。
2 第一指または第五指(小指)付け根側面が圧迫されないこと。
3 土踏まずの部分をほどよく包んで固定すること(ゆるすぎたり、硬すぎたりしないこと)。
4 少し歩いたり走ったりしても踵が上下しないことなどです。

 結局、大きさだけでなく、足の形状によって靴の形状を決めること(特につま先の形状によって)が重要です。

 また外反母趾の人はその対応靴を処方してもらうことも必要です。最近のスポーツシューズの進歩は目覚ましいものであり、よく店の人と相談して選んで下さい。