近年、肝がんは著しく増加してきており、死亡者数も年間3万人を超えています。
さらに、兵庫県の肝がん死亡率は男女とも全国平均を上まわり、特に注意が必要です。
姫路市医師会においても、昭和61年に集検(肝)委員会が設置され、種々の対策を検討してきました。他のがんに比し、ウィルスの関与が強く、肝がんの95%以上はB型ないしC型肝炎ウィルスの持続感染者(キャリア)です。また、肝がんが発見される段階では、肝硬変ないしそれに近い状態に進行した慢性肝炎を合併してきています。したがって、「肝炎ウィルス」「慢性肝炎」「肝硬変」をキーワードとして、肝がんの高危険群を設定可能であり、その点でも肝がんを念頭においた集団検診の有用性がよく理解していただけるものと思います。
当医師会では、人間ドックで肝機能及び腹部超音波検査結果をもとに肝がんの早期発見につとめています。
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