姫路市医師会について

会長あいさつ

「和と改革」

~市民のための医師会、会員のための医師会であるために~
 一般社団法人姫路市医師会第15代会長の石橋悦次です。このたび医師会の方針や活動を含め、市民のみなさまへご挨拶させていただきます。

 2019年末、中国武漢で発生したとされる新型コロナウイルスに世界中が翻弄され、まさに季節感のない月日が流れました。ロックダウン、まん延防止等重点措置、緊急事態宣言などにより、多くの日常生活が制限されました。
 姫路市医師会では、2021年3月、医師会診療所においてワクチン接種を開始しました。会員や会員医療機関の職員、医師会職員の協力により、個別接種、集団接種、職域接種を実施しました。平日の夕方や週末を利用し、2022年3月末までに14万回以上のワクチン接種を行うことができました。  また、地域外来・検査センターを県下でいち早く立ち上げ、会員の協力を得て、PCR検査体制を拡充しました。さらに姫路市との集合契約の下、各医療機関においても多くのPCR検査を行うことができました。

 1947年に設立された姫路市医師会は、「医療の専門団体として、市民との信頼関係を基軸に、より安全で質の高い医療を提供することで、地域の保健、医療、福祉の向上を図る」ことを運営理念として活動しています。
 43の委員会と部会があり、担当理事並びに8 人前後の会員が所属し、主に診療終了後の夜間に開催しています。主な協議内容は、市民の健康管理と会員へのサポートに関することとなっています。
 さらに、休日・夜間急病センターにおいても、会員の先生方が自身の診療終了後に勤務にあたっていただいております。
 また、看護専門学校も運営しており、看護師国家試験の合格率は、毎年100%近くあり、卒業生の約7割が市内の医療機関に就職しています。

 私は会長として、医師会運営において「和と改革」をスローガンとしています。時代に適応した医師会改革を行いながら、市民の健康と安全を守るために、「市民のための医師会」「会員のための医師会」を掲げ、継続した活動を行なっていきますので、今後ともよろしくお願いいたします。

令和4年6月