感染症・喘息発作調査情報

喘息調査について

調査報告

●姫路市医師会会員をモニターとする姫路市住民の気管支喘息発作調査

大気汚染物質が疾病に大きく影響するのは、既に周知の事実である。特にアレルギー性疾患において大気汚染が担っている可能性が指摘されている。動物実験においてオゾン、NO2,SO2,への暴露が気道反応性を亢進させることが報告されており、浮遊粒子物質SPMの主要成分であるディーゼル車の排出する微粒子DEPが、アレルギー疾患に極めて密接に関連しているIgE抗体の産生を高めるアジュバンド作用があると言われている。大気汚染源が工場から自動車に変化し、平成7年度より開始された気管支喘息発作の疫学調査は、時代に即した優れた方法であると考える

●新入小学生児童を対象とするアンケート調査査

姫路市の大気汚染が新入小学生の健康にいかに影響を及ぼしているか、アレルギー疾患を中心に調査している。また同時に公害調査とは直接関連しないが、食物アレルギーの調査結果も記載した。さらに、タバコ、居住期間、道路との関連についても調査している。

喘息集計結果

※流行状況の数字は、姫路市内の医療機関のうちから定点として選ばれたいくつかの医療機関からの発生報告を集計したものです。増加の動向を把握する指標であり、姫路市内全体の発生数ではありません。

報告書

公衆衛生委員会